農民は 死を怖れない

最近、季節の変わり目のせいでしょうか。

お知り合いの方の旦那様や、またその兄弟の方などが 

突然の最期を迎えられた話を よく聞かされています。


こちらの世界から見ると それは大変 気の毒で

もうお言葉のかけようもないのです。

「突然死」は 残酷です。最期のお別れの言葉もなく 逝ってしまわれるのですから。


「こんな事になるのなら あの時 何故こう言ってあげられなかったのだろう。」

「あれが最期とわかっていたなら せめてこうしてやれば良かった。」

後から 後から 様々な思いがあふれてきます。


「信仰」がある方は、こういう時はほんとにお幸せです。

発想の転換ができます。

自分が信じている宗教の言う通りに 

「またあの世で会えるから。」とか

「霊界に生まれ変われて、幸せなんだよね。」

「来世で、もっと幸せな形で会おうね。」など

自分の心を逃す方法を知っているからです。


でも、無信仰の方に

「この世の方が、実際は辛いものなのですよ。」

「あの世は素晴らしい所なのですから、早く行かれて良かったですね。」なんて

口が裂けても 絶対に言えるものではありません。


ここで今 私が書いた「信仰」「宗教」とは、人間の作り上げたものの事を言います。


でも、人間の作ったものでない「信仰」=大自然のエネルギー体を

よく知っていらっしゃる方々がみえます。

それは「農民」の方です。


農民は、大自然を前にして 日々生きています。

それこそ、身体を張って 生きています。

日々の営みの中で 自分の存在がどれだけちっぽけなものなのかをよく知っています。

そして、生と死は常に循環し、廻り来る事も知っています。

大自然に敬意を払い、敬う心をもっています。

だから、自然が運んでくる死であれば、逆らっても意味のない事も知っているし

出来るだけ自然な形で受け入れようとされます。


私は、農民ではありませんが

自分に最期の時が訪れて来た時、やっぱり 自然な形で受け入れたいと思っています。

「宗教」や「信仰」のように 人が作り上げたものとは関係なく、

自然の一部として 土に返りたいと思っています。

そして、子供達にも 私と同じ思いで 私の「死」を受け入れてもらえたら・・と

そう思って 日々 生きています。


母は静かに、私に こう言いました。(母=パートナーのお母さんです。)

「順番だからね・・。」


そうですね。順番であるのなら まだ受け入れられる心が持てますよね。


この世で1番辛いのは「逆縁」だと言います。

願わくば、そうならない事を祈りつつ

また、そうなってしまった方のために祈りつつ、

許される日まで この世の修業を続けさせて頂きたいと思います。



■2009年 11月より こちらでお仕事をさせて頂く事になりました。
鑑定士NO . 60 です。ぜひ、いらして下さいね。 お待ちしております。                                          
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