涙の止め方を 知っていますか？

白門　実は映画好きなんです。

もう　映画館にはなかなか足を運びませんが

もっぱらＤＶＤで楽しませていただいています。

好きな監督は　中島哲也さん。

『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』などの映画を監督していらっしゃいます。

この方の映画は、画面が実に幻想的なんですね。

映像美のすばらしさと言ったら　群を抜いていると思います。

ストーリー展開も無駄がなくて、シニカルな笑いが所々に散りばめられていて・・・

若干　ミュージカル風？

しかも　絶対に泣けるんです。ううー。

映画が始まると同時に、中島哲也ワールドに瞬間移動してしまい

映画が終わる頃には、不思議に心が「純粋」になってしまいます。

今回は『パコと魔法の絵本』（パコとまほうのえほん）を　ご紹介します。

ストーリーは、そう遠くはない昔のこと。

あるところに変人ばかりが集まる病院があった。

一代で会社を築きワガママ放題生きてきたクソジジイ・大貫（役所広司）と

交通事故の後遺症で

一日しか記憶のもたない少女・パコ（アヤカ・ウィルソン）との交流を軸とした、

爆笑して号泣する奇跡の感動ストーリー。

大貫をはじめとした大の大人たちが　天使のような少女・パコと触れ合っていくことで、

それまでの自分の人生を省みて、一日しか覚えてられないはずのパコの心に、

それでも何か“忘れられない”思い出を残そうとする・・・。

そんなお話なんですが

キャラクターも　面白い！まさに　適材適所、な感じ。いつもなんですけどね。

『嫌われ松子の一生』の制作時には、妥協を許さない中島監督と

これまた　本気女優の中谷美紀の間に　すさまじいぶつかり合いや確執が起きたと

噂されておりますが

こちらも素晴らしい作品です。

『パコと魔法の絵本』はね、素晴らしい名セリフがあるんです。

それは、見てのお楽しみ、と言うことで・・。

ぜひぜひ、ご覧になってみてください。

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