雨ニモマケズ に泣く

雨ニモマケズ


雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい


宮沢賢治 [1896-1933]

        
          ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この詩に 私が心を打たれるのは

自分が このような人から 遠い存在の人間であるという事を

自分で気が付いているからだと思うのです。


「人様のお役にたちたい」などと言いながら

悩める方から お金を頂いているのです。


確かに「対価」は必要だと思いますが

(因果応報、頂いたものは 必ずどこかで返さなくてはならないものだからです)

こちらから その値段を決める事に 少しばかり心が痛みます。


それでも、これが神様と私の約束の道。

自分も覚悟を決めた道なのだから、ただコツコツと やり続けさせて頂く。

今は、これでいいのですよね。



■2009年 11月より こちらでお仕事をさせて頂く事になりました。
鑑定士NO . 60 です。ぜひ、いらして下さいね。 お待ちしております。                                          
■創業15年、70名以上のプロ占い師が所属する電話占いの老舗・クォーレ。 
電話占い・無料占い・企業向け占いの
http://www.qole.com/


にほんブログ村 その他趣味ブログ 占い・鑑定へ


にほんブログ村 その他生活ブログ 人生相談へ