神道

御神饌 第二十七番

ときくれば 枯木とみえし やまかげのさくらも花のさき においつつ 神の心が天地の真理(まこと)、真理はなれちや生きられぬ神の御心=天地の真理に従って行くのが神道(しんどう)である。心を清め、身をきよめて、けがれなき誠の心を以って(もって)、平…

御神籖 第四番

吹く風に 高峰の雲もはれ行きて 涼しく照らす 十五夜(もちのよ)の月 ちりも積もれば山となす例え、小さい善行つんで行け金がたまれば病気が起こり、地位が高まればけんかが起こる。徳を積む事を忘れて、物を蓄え、罪を重ねて利権を得れば、片端から幸福は…

御神籖 三番

冬かれて 休みしときに 深山木(みやまぎ)は花咲く春の 待たれけるかな とんとふみ出すその一足が、谷と野原の別れみちふみ出す一足である。先じんの谷の底にも落ちこめば、広い花の野原にも出る。神様相手に其日其日 善い行いをして行くか、神様に背を向け…

六根清浄(ろっこんしゃうじゃう)

ろっこんしゃうじゃうのおほはらへ 六根清浄大祓 あまてらしますすめおほみかみのたまく 天照皇太神の宣はく ひとはすなはちあめがしたのみたまもの 人は則すなはち天下の神物なり すべからくしずめしずまることをつかさどるべし 須らく静謐を掌るべし ここ…

御神籖 十一番

わがおもう 港も近くなりにけり ふくや追手のかぜのまにまに 死ぬる思いも祈れば神の強い力で生き返る 七ころび八起きという。倒れても起き上がり、ころんでも立ち上がり、力をおとさず、 希望をすてず、神様御照覧の下に、正しい道を、 ぐんぐんと進んで行…