秋祭り

今日は、先日書きあげた祈願書をもって 家の近くの氏神様に行って来ました。

日曜日でしたので、子供達も連れて行きました。

そうしたら、神社の入り口に人がたくさん!

たまたま今日は、神社の秋祭りだったのです。


長い階段を登って行くと、境内から人の声が わあわあとしています。

ちょうど餅撒きをしていたのです。


正午をめざして参拝しましたので、餅撒きももう終盤。

急ぎ走る子供達を先に行かせて、私はゆっくりと階段を上って行きました。

そうしたら、境内の方からお餅が1個 勢いよくコロンコロンと飛んで来て

私のお隣を歩いていた 初老の男性が上手くキャッチしました。

そいたら、その方、何の躊躇もなく、当たり前のように

そのお餅を私にくださったんです。

「え?くださるんですか?いいんですか?」と、聞くと

その方は、何も言わずにニッコリとほほ笑まれました。

「ありがとうございます。」私は、そのお餅を素直に頂戴しました。


すると今度は、階段の上の方から(50メートル位の上から) 宮司さんが

階段を上っている私達にむかって 大声で「おーい。おーい。」と

手まねきをしながら 呼んでくださっています。


「今日は祈願書を納めに来たので、お餅はいいんだけどなあ。」と 思いながらも

せっかく呼んでくださっているのだから、と 少し速足で上りました。

上りきって、鳥居の前に立ち、お社に向かって会釈をすると

先ほどの宮司さんが

「ほら。もう間に合わないだろうから、取っておいたよ。」と 言って

私と子供達に たくさんお餅をくださるのです。
(もちろん 顔見知りの方ではありません)

「あらまあ!ありがとうございます!」

まだ 境内では、たくさんの方が飛んでくるお餅を取るのに必死になっているのに

そんな姿をながめながら、私達はすごく得をした気分になってしまいました(笑)


餅撒きも終わり、私達は、手水舎で手を清め

やっと 静かに神様にごあいさつです。

神前では、地元の方が それぞれの楽器を用いて 音楽をご奉納しています。

神様が すごく うきうきされている様な気を感じました。

ごあいさつが終わると、ちょうど目の前を ご奉納されていた鯛が通り過ぎました。

これから さばいて、神様と氏子さん達とで召し上がるのですね。


秋祭りが 神様のお誕生日だってご存じでしたか?

1年間ご苦労をかけた神様の魂を神界に送り、

新たに限界に生れてみえる神様をお祝いする日なのです。

山車を繰り出して、町内をご案内したり、歌をご奉納したり、

宴を催して、神様と氏子が共に食べ、飲み、舞い

新たな1年の契約を結ぶ日なのです。

だから、今日は 神様がご機嫌よくいらして、私達のお願いを聞いてくださいます。


「祭り」の言霊は、 

神様と人との「間(ま)」を「つりあわせる」ところからきています。


今日 たまたま祈願書を持って参拝したけれども

返って お土産まで頂いてしまって 悪い事しちゃったかな、とも思いました。

お酒くらい持って行けば良かったなあ。


おみくじは 7番 「中吉」

「神の試練の苦悩の石に、おのがこころの玉みがく

何事も運に任せ思いわずらうな」

神様はちゃんとみてみえるなあ、と実感。反省。

まだまだ 修業が足りませぬ・・・。


お餅は、合計8個!

子供達が、あっという間にお腹に入れてしまいました。


今日は、ありがたいやら、恥ずかしいやら・・・でも、素直に感謝する事にしましょう!



※追記
私達とは別に 後から参拝した長男は バナナをいただいたそうです。

もう 頂き過ぎですよね!(汗)

感謝 感謝!!




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