神様に出来なくて 人間に出来る事

映画「憑神」です。

2007年 妻夫木聡主演。

幕末。

別所彦四郎は、婿養子に行った先から離縁され、兄夫婦の家に居候という、

肩身の狭い思いをしていた。あるとき彦四郎は、旧友、榎本武揚と再会する。

そば屋の親父が言うには、榎本が出世したのは、

向島にある「三囲り(みめぐり)稲荷」にお参りしたからだという。

その帰り道、酔った彦四郎は「三巡り(みめぐり)稲荷」を発見。

ここぞとばかりに神頼みする彦四郎だったが、それは「みめぐり」違いで、

災いを呼び寄せるお稲荷様だった…。


この映画は 面白かったですねー。

神様でも「宿替え」を 自らされるんですね。


「宿替え」=何かの理由で ある人間にとり憑いたが 他の人に憑依し直すこと。


神様を泣かせるような理由があれば、可能なのだそうです。

つまり、神様を感動させられるほど頑張れば 

神様も感動して 「この人にはこんな事はさせられない」と思うのだそうです。

まさに、運命は変えられるんです。


ここで言う神様は、「貧乏神」「疫病神」「死神」のことをいいます。

つまり、あんまり 人には喜ばれない神様ですね。


そんな神様も「神の子」ですから ちゃんとハートがあるわけです。

一生懸命やっている人に ヒドイ事はしたくない、と やっぱり思うわけです。


そういえば 読んだ本の中に

「神は人に悩みなど与えていない。神は問題のみを与えているのだ。」という

言葉があったなあ。

与えられた問題に対して 私達人間が 

どう感じるか、どう対処していくか、が大切なのです。

泣いたり、逃げたり、怒ってばかりいたり、何かのせいにしたり・・・

それでは、神様が与えてくれた課題を こなす事にはなりません。


「神様に出来なくて 人間に出来る事」 そんな事があるなんて

私 はじめて知りました!

ある意味 感動。ちょっとショック。


面白いですよー。わりと短いし。

興味のある方は、ご覧になってみてくださいね。


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