生きる苦しみから解放されるよう
お釈迦様の説かれた
生きながら この世を天国にする方法。
その方法を「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と言います。
前回は、6つあるその方法のうち3つをご説明させて頂きました。
今回は残りの3つ
4・精進(しょうじん)
5・禅定(ぜんじょう)
6・智慧(ちえ)
についてご説明させて頂きたいと思います。
■4つ目・精進(しょうじん)
どんな事があっても、まずは最善をつくして努力することを言います。
良い結果が得られても、それにおごらず、さらに向上心を持って継続する事を言います。
一心不乱に努力する事。
「日々これ精進」と よく耳にしませんか?
毎日を一生懸命 生ききる事をいいます。
「今日は ちょっと身体の調子が悪いから、明日にしようか。」
「今日は 気分が乗らないから、またにしようか。」
1年365日 体調や気分が全快に素晴らしい日は、
数える程しかないでしょう。
そんな日を待っていたら
本来なら その日に済んだはずの事が出来ないままになりますね。
これは、とても勿体ない事です。
「また明日がある。」それも 決して保証された事ではありません。
この数時間後に何が起きるか、誰にもわかりません。
今まで 何かの力に守られ、無事に生きてこられたからこそ
そのような傲慢な心が湧いてきます。
感謝こそすれ、慢心してはいけませんね。
■5つ目・禅定(ぜんじょう)
心を落ち着けて動揺しない事をいいます。
どんな場面でも心を平静に保ち、雰囲気に流されないことです。
「あの人、あなたの事をこんなふうに悪く言っていたわよ。」
そう人から言われたら、どんなふうに思いますか?
思わずカッとして、怒りの気持ちが湧いてきます。
職場で、上司が怒りながら仕事をし、部下である貴方にまで
八つ当たりしてきたりする。
仲良しの同僚にまで、威張り散らしている。
思わず その上司の怒りのパワーに流されて
こちらも感情で反論したくなる。
こんな場面は、日常生活でよく起きる事ですよね。
特に、夫婦や、家族、親しい友人などの間に起きるのではないでしょうか。
そんな場面に遭遇した時、心の切り替えをする。
出来なくても、出来るように努力をしてみる。
自己の心が ぶれないようにさせる努力してみましょう。
■6つ目・智慧(ちえ)
真理を見きわめ、真実の認識力を得る事をいいます。
人は誰でも生まれながらにして仏様と同様の心を持っています。
欲望が強くなると、単なる知識だけで物事を考えるようになります。
知識ではなく智慧の心を以て考えることです。
これは、六つの業のうち 最初の五つを頑張ると
仏様が ご褒美として、自然にくださるとも言われています。
いかがでしたか。
お釈迦様は この世から遷化される時に こうおっしゃいました。
「生きるという事は、苦しみの連続である。」
そして また、続けてこうおっしゃいました。
「自然はなんと美しい事か。人生とは、実に甘美なものである。」と。
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