仏教

結縁灌頂(けちえんかんじょう)

今日は、八事の興正寺で金剛界の結縁灌頂(けちえんかんじょう)の儀式を受けて参りました。 結縁灌頂(けちえんかんじょう)は、仏様とご縁を結び、日々の安楽と未来の極楽往生を約束する、密教最極の儀式です。簡単に言うと、み仏とご縁を結ぶ儀式ですね。…

蓮(ハス)の花の徳

親鸞聖人はこう言われています。「善人なおもって往生をとぐ いわんや悪人をや」意味は・・・「善人が悟りを開いて、成仏が出来るのだ。悪人なら尚更に成仏が出来るであろう。」 びっくりしますよね。え?善人よりも、悪人の方が 悟りが開けるの?どういう事…

春彼岸

もうすぐ お彼岸ですね。お彼岸?いつ?それなあに? そんな声も聞こえてきそうです。では、お彼岸についてご説明させて頂きますね。 春の3月21日頃 毎年 「春分の日」があります。この日を間にして、前後3日間 つまり 全部合わせて七日間を「お彼岸」と…

生きる苦しみから解放されるよう

お釈迦様の説かれた生きながら この世を天国にする方法。その方法を「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と言います。前回は、6つあるその方法のうち3つをご説明させて頂きました。今回は残りの3つ 4・精進(しょうじん)5・禅定(ぜんじょう)6・智慧(ちえ…

この世の苦しみから・・・六波羅蜜

この世を生きる事は「苦しみ」の連続であるとお釈迦様は言われています。本当にその通りだと思います。地獄というのは「あの世」にあるものではなく今 私達が生きている「この世」こそが地獄なのではなかろうか、と私など 幾度も思う事があります。今、こう…

人間の七つのうぬぼれ

人間は、自分の本当の「自分」が見えていません。いつもどこかで「自分は正しい。」と思っています。どうしてでしょう?その原因は、人間の心の中にある「うぬぼれ」である、と仏教では説かれています。 ■仏教の七つの自惚れ■慢(まん) 過慢(かまん)慢過…

生きながらにして この世を天国に・・・

この世は苦しみの連続だ、と仏教では説いていますね。 まず「孤独」で生まれます。そして、生きていくために、食べるものを得なければいけません。食べられなければお腹がすいて、ひもじい思いをします。もし食べられたとしても、病気の心配もあります。健康…

他人様は、自分を写す鏡

仏教では自分からでも 他人からでも「自分」を気付く事が出来るのはほんのごく一部で、それは氷山の一角である、と言われています。自分自身の本質は、海面の下に隠れてしまってほとんどの部分は見えていないのだ、と言われています。 ●周りの人からみた、あ…

般若心経

ぶっせつ ま か はんにゃは ら み た しんぎょう 仏説摩訶般若波羅蜜多心経かん じ ざい ぼ さつ ぎょう じん はん にゃ は ら みっ た じ しょう けん ご うん かい くう 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 ど いっ さい く やく しゃ り し しき…